樋口俊光のほっと一息

樋口俊光のほっと一息では、読んでいるとなんだか心が落ち着く、そんな日記を目指しております。コーヒーでも飲みながらゆっくり見ていただければと思います。

樋口俊光の古いテレビ

こんにちは。樋口俊光です。最近のテレビといえば、薄型の液晶テレビ有機ELテレビが市場を席捲していますよね。

しかしちょっと時計を20年前に巻き戻すと、家電量販店にはブラウン管テレビが無数に販売されていた時代があったのです。ブラウン管テレビは偏向させた電子ビームを走査することで画面に映像を描写する方式であったため、ビーム偏向の距離を確保するためにどうしても奥行きが必要だったのです。

また消費電力も大きく、発熱量も多いという特徴がありました。昔のテレビは長時間見ていると筐体もだんだんと暖かくなり、電源を切って温度が下がり始めるとパチパチという音が聞こえたりしたものです。最近はブラウン管テレビの存在は皆無となり、そのような風情のある光景は過去のものとなってしまいました。

ある意味これは「昭和&平成レトロ」といったものであるかもしれません。しかしあの丸っこい画面の愛らしさは現代の液晶テレビでは当然再現できないものでもあります。今こそあえてネットオークション等で、古いブラウン管テレビを買うことで、昔ながらのテレビを堪能してみてはいかがでしょうか。

しかし当然ながら地デジに対応していなければ現在の放送を見る事はできません。外部に地デジチューナーを取り付け、その出力をテレビに繋ぐ必要がありますが、最近のチューナーは出力がHDMIしかないものも多いです。ですから千数百円くらいで売られている変換装置を使い、HDMIを昔ながらの赤白黄のコネクタに変換することで古いテレビでも地デジが見られるようになるのです。