樋口俊光のほっと一息

樋口俊光のほっと一息では、読んでいるとなんだか心が落ち着く、そんな日記を目指しております。コーヒーでも飲みながらゆっくり見ていただければと思います。

樋口俊光と水難事故

こんにちは、樋口俊光です。
岡山県で生後二か月の女の子とその母親が川に流され死亡するということが起きました。まだ何が原因かはわかっておらず、事件、事故の両方の可能性を見て詳しく状況を調べている最中だそうです。


国内の川で起きた事故と言えば、1999年に起きた玄倉川水難事故ではないでしょうか?私も当時あの事故についてはリアルタイムに見ていた世代で衝撃を受けました。
玄倉川は神奈川県の足柄にある二級河川です。地理条件や気象条件を考えると、玄倉川は降雨量により急激に推移を増す可能性の高い渓谷でした。事故当時は台風に発達するものではなかったものの、各地で集中豪雨が観測され避難勧告が発令されたりと水害が発生していました。


この事故は結果死者を多数出すという最悪の結末を迎え、川の増水から流されるまでの様子がリアルタイムで伝えられたことや、受難者のリーダーによる暴言などから今でもネット上で様々な記事があります。そしてこの事故は別名「DQNの川流れ」とも呼ばれており、死者が出てしまった事故なだけに流石にこの名称はと感じますが、再三の避難勧告の無視、それを嘲笑うかのような態度、救助中や生存者たちの態度も非難を浴びる一つの要因となっているようです。大人たちにはあまり同情できませんが、そこで亡くなった子供達は本当に可哀想だと思います。なんにせよ、自然を甘く見てはいかん!ということですね。